特殊清掃のご依頼
最近は台風シーズンらしく天気の悪い日が続いていますね。
あの夏の暑さから一変して、朝晩も冷え込むようになってきました。
暑いギラギラとした夏も終わりだんだん秋らしくなってくると少し寂しさを感じてしまいます。
先日、インターネットで「一人暮らし高齢者」の記事を読みました。
世間的にも問題視されている1人暮らしの高齢者の割合は1980年から比べると現在はおおよそ7倍になっているそうです。
このまま行くと20年後には10倍になるそうです。
日本では今、約4人に1人が65歳以上と言われる時代です。
核家族世帯や少子化などが増加し、仕事も昔に比べ人間同士のつながりが希薄になっている現在「孤独死」の増加は他人事ではない問題となってきました。
弊社にも一人暮らしをしていた方が亡くなって、その部屋の清掃・脱臭をしてほしいという依頼があります。
先日あった依頼は持病があって亡くなっていましたが、発見されたのはそれから半月ほど経過して、近隣の方から「異臭がする」というクレームがあって発覚したそうです。
弊社がご依頼を受けて訪れた時には、時期が時期だけに腐敗が早く、また日数も経過してしまっていたため体液が漏れて布団や畳に染みてしまっていて、臭いも部屋から漏れるほどひどい状況でした。
「孤独死」と聞くと身寄りのない年配の方が1人で亡くなる、というイメージが強いですが、若者や働き盛りの現役世代にも孤独死は多く、年配の方よりも発見が遅れやすいそうです。
発見が遅れて時間が経過すればする程、清掃・脱臭は困難になってきます。
今回ご依頼があった現場も時間が経過してしまっていたため時間がかかってしまいました。
昔に比べ人と人とのつながりが減ってしまっていると言われている昨今、少子高齢化社会などを背景に浮き彫りになってきた「孤独死」の問題。
私たち「便利屋」というお仕事は、お客様からのご依頼が直接その当時の風潮を表していると感じます。
今回は少し暗くなってしまいました。すみません。
深刻化している問題に実際に触れて、少し複雑な気分になってしまいました。
1人で悩まず、まずは弊社にご相談ください!皆様のお役に立てるよう尽力します!